club PANGAEA live@京都RAG

安達久美ちゃんがリーダーのclub PANGAEA、則竹裕之(ds)佐伯準一(key)清水興(bs)と
そうそうたるオヤジ達をメンバーに従えたバンドで。。久美ちゃんのオリジナルを演奏するというので
興味津々で京都RAGへ聞きに行ってきました。開演1時間前ぐらいに行ったのですが、結構予約で
席は一杯。。ステージサイドからのぞき込むような場所を獲得できまして各自の様子が手に取るように
分かる場所で視覚的には面白かったです。
久美ちゃんといえば土岐英史さんや田中直子さんのライブでよく飛び入りゲストの時に聞いていまして
彼女の年に似合わないこだわりのあるウーマントーンや八方破れのオヤジギター?は好きでした。

さて久美ちゃんの楽器はいつものF社のストラト、F社のチューブアンプ。。オヤジ達とブルージーな
ナンバーで楽しませてくれるかと思いきや、軽快なフュージョンタッチの曲がはじまり「へぇ〜」という
感じで、何やらリズムは変拍子になったりで一曲目は面食らって久美ちゃんや各自の表情を見るだけで
終わりました(笑)どんなんや!いつもの写真とか音源はないのかって?この日はスカパーの京都チャン
ネルが撮影に入り後日放送があるというので取材道具はいっさい持って行かずでして。。8月28日深夜に
放送があるそうです。話はそれましたが次々に演奏される彼女のオリジナルは実にユニークな曲ばかりで
彼女曰く「情景を浮かべて曲を作ります」という事でアメリカへはじめて行った時の飛行機で経験した
エアーポケットのイメージの曲やいろいろな景色、大好きな野球の「キャッチボール」を題材にしたり
「ゴリラ」のイメージや実に多彩で曲調も何と言うかクラシカルな要素なんかもあったり。。
いつの間にか彼女の不思議な世界に引き込まれて、理屈抜きに音楽が楽しめました。
(それは70年代後半に行ったウエザーリポートのライブを思い出しました…)
オヤジメンバー達の実力がモノを言ってるからこそで…オヤジ達はやばすぎる演奏でした。
始めは緊張気味の久美ちゃんも自由奔放にギターを弾きまくり、ナチュラルトーンやイフェクターを
駆使した音色は気持ち良かったです。

以前の少し隠り気味のウーマントーンも一皮むけて明るくなったのは気のせいじゃなかったと思います。(^_^)b

この文章ではとても伝わりませんね(笑)8月28日京都チャンネルを見てくだされ!
2003年とある日の安達久美のオヤジプレー?